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食べ物で免疫力を高めてヘルペス予防しよう!

2020年04月04日

ヘルペスは人体の免疫力が低下してきたときに、神経細胞で休眠状態になっていたヘルペスウイルスが再活性化し、ピリピリしたいたみを伴う水ぶくれ症状で再発してくるのが典型的です。免疫力が低下する原因には、慢性的な疲労やストレスなどの蓄積のほか、栄養バランスの崩れた食生活や糖尿病や慢性消耗性疾患にかかるなどが想定されます。なかでも免疫力の維持に大きく関係しているのが、食べ物による栄養バランスの崩れにあります。

食事を取ることは生命活動維持のためのエネルギー供給という目的の他にも、免疫力を維持するという重要な役割も担っているのです。そこでヘルペスに強いからだ作りのために、食べ物のチョイスについて検討してみましょう。最近の研究で注目を集めているのが、必須アミノ酸の一つであるアルギニンになります。アルギニンとは成長やエネルギー代謝に関連するアミノ酸の一種で、人間の体内では合成できないことから、食べ物に含まれるものを通じて常に補給する必要があります。

アルギニンはたんぱく質の一種で、マグロやかつお節などの魚介類のほか、鶏肉・牛肉などの動物肉や大豆製品などに豊富に含まれているのです。以前はアルギニンは宿主を通じて栄養を摂取するヘルペスウイルスにとって、栄養として作用すると考えられており、むしろ摂取を控えるべきとされてきました。ところが最近の研究ではむしろ、アルギニンを摂取することでヘルペスウイルスの活性を抑制する作用を持っていることが、研究の結果明らかになっているのです。そのためヘルペスの再発予防のためには、鶏肉や牛肉にマグロやかつお節などの動物性たんぱく質のほか、大豆製品などの植物性たんぱく質もバランスよく、食べ物に取り入れることが役立つと考えられています。

また免疫機能を良好な状態に維持するには、各種のビタミンやミネラル類を摂取することが重要です。例えばビタミンAは粘膜や皮膚の細胞の代謝を促進する作用を持っています。ただし油に溶け安性質を持っているので、油で加熱調理するのがポイント。ビタミンCは免疫力を維持するだけでなく、たんぱく質の代謝を促進する重要な機能をもっています。しかし水溶性で加熱に弱いので、果物や生野菜など加熱しないで素材の持ち味を生かした調理が必要になってきます。そして免疫機能を活性にするミネラルには鉄分があります。鉄分は牛肉などに豊富です。ビタミンCは鉄分の吸収を活性化するので、ヘルペス再発予防の観点から、果物を肉料理のデザートに合わせるのは合理的な献立といえます。